言葉を教える試行錯誤の始まり〜スタンフォードへの道33

このブログはシリーズになっております。

第一話はこちら。

 

 

その大学教授が見せてくれた本は、なんと、

脳障害をもつ赤ちゃんに文字をどうやって読むかを教える本でした。

健常児さえ難しいと思われる、文字を読むことを、
なんと0歳の生まれた直後から教えるのです。

 

もちろん、3歳児になってからでもできます。

 

ある、重度脳障害だった男の子は、3歳のとき、這うことも寝返りすることもできず、もちろん一言も喋れなかったそうです。

それが適切な訓練を受けたら、4歳のときには、しゃべることも、読むこともできるようになりました。

6歳の時には、歩けるようになり、

7歳になるころには、彼は特殊学級に入りました。
それは、知能が遅れた特殊学級ではなく、

飛び抜けた天才用の特別クラス、
「ギフテッドクラス」に行けたのです!

 

私が何より驚いたのは、
「幼児は読むことを学びたがっている」
という一節でした。

そして、幼児のうちにこの特別な訓練をすれば、2ヶ国語でも3ヶ国語でも、楽に読めるようになる。

つまり、乳幼児のうちに読みだけでも普通の子よりも、ずっとたくさん教えれば良い。

そうすれば、
セミリンガルになることなく、両方の言語が操れるようになる。

 

という私のそれまでの知識をひっくり返すような話でした。

そんなすごいことが、脳障害児相手でもできる。
つまり、健常児ならもっと楽にできるのです。
それを数々の実験や調査で証明している本だったのです。

 

その本によると、読む能力だけでなく、運動能力も、赤ちゃんのうちから適切な訓練を始めると、たとえ

脳障害児でも、オリンピック選手並み

にできるようになるということでした。

 

それらは、全て親が教えられた通りに家庭内で訓練すればよく、どこかに通う必要もなかったのです。

 

そして、どんなに下手に指導しても失敗することはない、
何もやらないよりははるかに上達する、

という夢のような話でした。

 

これこそ、ずっと私が探し求めていた、

セミリンガルを家庭で直し、
バイリンガルにする方法

だったのです!

 

「一体この研究はどこでやってるんですか?」

「ペンシルバニアです。」

「私、行きます!
行って自分の目で見てきます!」

自作の絵本を持っていたおかげで、次の展開になったのでした。
やはり、口だけでなく、

やる気のある証拠を見せるって大事ですね。

 

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大川 淳子

大川 淳子

金城学院大学卒 二人の子に幼児英才教育を施し、自らアメリカで運転して回る、名門校受験マニア。自らの経験を生かして米国出産、バイリンガル教育、日本のインターナショナルスクール受験、米国サマースクール選択、外国人メイドの雇い方などを伝える。特に何百人もの10スクールの受験者の合否判定をした娘の経験からアメリカの学校側の価値観を伝え、母親に合格する子の育て方を伝授してきた。 また、潜在意識を利用したその気にさせる子育て方法を提案。二人の子供とけんかしたことは一度もない。

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