私が娘のことばの遅れに気づいた時〜 スタンフォードへの道18

こちらのブログはシリーズになっております。
第一話はこちら

 

その後私は、コネチカット州にある日本語幼稚園にレンタカーで向かいました。
ニューヨークで働く多くの日本人は、高層ビルばかりのマンハッタンだけではなく、ニュージャージー州やコネチカット州にも住んでいたのです。

そこの日本語幼稚園はコネチカットの中でも高級住宅街にあり、エリートビジネスマンのご家庭のお子さん達ばかりでした。

「他の地域に比べてこの辺りは、

公立小学校でもレベルが高い

ので、日本人がついていくのは本当に大変なんです。」

と園長先生が説明してくれました。

「公立小学校でもレベルの差なんてあるんですか?」
と聞く私に

「使っている教科書の内容が2−3学年分違う

んですよ。州によっても、州内の地域によっても違うのです。
コネチカットは一番難しくて、その中でもこの辺りはトップクラスなんです。」

と教えてくれました。

日本だったら、全国統一で、義務教育で1年生で習うことは決まっています。
それを公立なのに、そんなに差があるなんて。。。

と、私は国によって教育制度はこんなにも違うのだと驚きました。

 

そして、一番気になっていたことを聞いてみました。

「この日本語幼稚園を卒業して、

果たしてその難しい現地の小学校で良い成績はとっていけるのでしょうか?」

 

「いや。。。それは全員は無理です。中にはがんばって良い成績をとってるお子さんもいますけど。」

「それでは、中学高校はどうなるんでしょうか?」

「高校はニューヨーク慶応がホワイトプレインズにありますから大丈夫です。」

「え?どういう意味ですか?」

海外駐在員のお子さんなら、ほぼ誰でも入れますし、

ニューヨーク慶応から全員日本の慶応大学にエスカレーター式に入学できます。(医学部以外)

だから、大学の心配はいらないんですよ。」

「ええええ? では、ほとんどの方が最終的に日本の大学卒業を目標とするということですね?」

「はいそうです。小中学校で成績はよくなくても、なんとかなりますので、心配はいりません。アメリカに住んでいるので日常英会話くらいは皆できるようになりますし。」

「ニューヨーク慶応高校から、アメリカの大学に行く人はいないんでしょうか?」

「そもそもそのような目的の高校ではないので、

アメリカの大学受験対策等はしていません。」

 

ふーーーむ。。。。。

 

つまり、

日本語は完璧に、英語は多少できれば良いというならぴったり

だと思いました。

 

しかし、私が目指しているのは娘を

アメリカの難関大学へ入学させることです。

ちょっと違うなあ。。。でも、こういう選択肢もあるんだわ。

 

と調べれば調べるほど、いろんな話が出てくるのが面白くなってきていました。

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大川 淳子

大川 淳子

金城学院大学卒 二人の子に幼児英才教育を施し、自らアメリカで運転して回る、名門校受験マニア。自らの経験を生かして米国出産、バイリンガル教育、日本のインターナショナルスクール受験、米国サマースクール選択、外国人メイドの雇い方などを伝える。特に何百人もの10スクールの受験者の合否判定をした娘の経験からアメリカの学校側の価値観を伝え、母親に合格する子の育て方を伝授してきた。 また、潜在意識を利用したその気にさせる子育て方法を提案。二人の子供とけんかしたことは一度もない。

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