私が娘のことばの遅れに気づいた時〜　スタンフォードへの道24

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A：高学歴で落ち着いた母親
B：低学歴でもよく笑って大騒ぎする母親

どちらの子どものほうが、取り組みの結果が出やすいのか？

まず、Aの高学歴の落ち着いた母親の取り組みを見ていきましょう。

元々、真面目な方が多く、きちんとスケジュール通りに幼児相手に取り組みを進めようとします。
ところが、お子さんを育てたことのある方ならわかりますが、

乳幼児ほど思い通りにならないものはないのです。

特に自分の人生を思い通りにコントロールしてきた女性たち。

学生時代から自己管理能力が高く、

大学も、仕事も、結婚も思い通りに進めてきた、

いわば、人生の成功のルートを歩んできた女性ほど、

子育てという分野で初めて挫折を味わっています。

生まれて初めて、自分の思い通りにならないモノ相手に、

日々悩み、格闘し、イライラを募らせていたりします。

そこに、ことばを教えるなどの取り組みを始めることで、

無意識になんとか自分のプライドを保とうとしたりしてしまうのです。

つまり、相手が乳幼児にも関わらず、高いレベルを要求してしまうのですね。

なので、そう簡単に褒めてあげることができません。

そして、褒め方も冷静だったりします。

「よくできたわ。ジュディ。あなたはOO家の誇りよ。OOお爺様もさぞお喜びでしょう。
さあ次は〜」

という感じです。

次に
B：低学歴だけれど、よく笑って大騒ぎするタイプの母親を見て見ましょう。

もともと物事が計画通りに行かないことに対してもあまり落ち込みません。

彼女たちは、自分の人生でそれほど計画を立てたこともなく、

計画しても上手くやれなかったタイプなのです。

それでも人生なんとかなるわ、と思っています。

なので、子育てに関しても、結構いい加減だったりします。

そんな彼女たちが、

「なんか面白そう」

という理由だけで、この実験に参加しています。

そもそも、何かを我慢して続けるとか、努力ができるタイプの母親ではありません。

さあ、そんな彼女たちが、自分の子が取り組みがよくできた時、

どんな褒め方をするのでしょうか？

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大川 淳子

代表 ： Global Success Innovation,Inc.

金城学院大学卒 二人の子に幼児英才教育を施し、自らアメリカで運転して回る、名門校受験マニア。自らの経験を生かして米国出産、バイリンガル教育、日本のインターナショナルスクール受験、米国サマースクール選択、外国人メイドの雇い方などを伝える。特に何百人もの１０スクールの受験者の合否判定をした娘の経験からアメリカの学校側の価値観を伝え、母親に合格する子の育て方を伝授してきた。 また、潜在意識を利用したその気にさせる子育て方法を提案。二人の子供とけんかしたことは一度もない。

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