私が娘のことばの遅れに気づいた時〜 スタンフォードへの道21

 

このブログはシリーズになっております。

第一話はこちら。

私の娘なのに、自分の子供と思うなってどういうことなんだろう??

怪訝そうな私にKさんは、

「往々にして日本人は、自分の子供が年齢相応にできないっていうのが
受け入れられないんですよ。

日本人駐在員は、皆高学歴で一流ビジネスマンです。

なので、自分の子どもも自分と同じくらい(クラスで上位の成績)で当たり前だと思っているんです。

他の子は客観的に見れるのに、自分の子は年齢相当に追いつかないと私が申し上げても

『検査の仕方が悪いんじゃないですか?』

とまで言う方もいます。ご主人様の協力は得られますか?」

 

 

「大丈夫です。私、自分でこの子のことばの遅れに気づいたんです。
主人も承知しています。
私はなんとか治したい一心で、専門家を見つけるために飛行機でニューヨークまで来たんですから。」

 

 

 

多くの問題のあるこども達は、普通は幼稚園や小学校の先生が気づき、専門家であるKさんのところへ連絡がくるのでした。

親の方からKさんを訪ねてくることはほとんどないらしいのです。

幼稚園や学校から頼まれたKさんの一番大変な仕事は

「親に現状を認識させ、それに対応したプログラムを受けさせるのを説得すること」

だったのです。

このようなことが日常茶飯事なので、私に念を押したのでした。

「それから。。。。これは、幼児のことばの発達の個人差の1番の要因なんですが。。

 

これがないと、セミリンガルを治すのは本当に難しくなります。。。

 

(え??何なんだろう???)

 

先天的に持ち合わせている子もいますし、、
環境と親の努力によって、そうなっていく子もいるんですが、、

(え??気になる!!)

 

ちょっとこれについては調査が必要です。
淳子さんにやってもらうことですよ。。

 

ドキドキしながら、私は次の言葉を待ちました。

 

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大川 淳子

大川 淳子

金城学院大学卒 二人の子に幼児英才教育を施し、自らアメリカで運転して回る、名門校受験マニア。自らの経験を生かして米国出産、バイリンガル教育、日本のインターナショナルスクール受験、米国サマースクール選択、外国人メイドの雇い方などを伝える。特に何百人もの10スクールの受験者の合否判定をした娘の経験からアメリカの学校側の価値観を伝え、母親に合格する子の育て方を伝授してきた。 また、潜在意識を利用したその気にさせる子育て方法を提案。二人の子供とけんかしたことは一度もない。

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