私が娘のことばの遅れに気づいた時〜 スタンフォードへの道19

 

このブログはシリーズになっております。第一話はこちら。

Kさんとも連絡がとれて、待望のカウンセリングが始まりました。

私は、

・娘がノースカロライナの保育園では、今はまだなんとかやっているけれど、この先、白人の子による露骨な人種差別が始まるんじゃないかと不安に思っていること。

・セミリンガルを抜け出して、なんとかアメリカの大学に行かせたいと思っていること。

・その方法がわからず、まだ何も手もつけられない状況であること。。。

・果たしてそれが自分にできるのかどうかわからないこと。。。

 

そんな今の状況を少しずつ話し始めました。

Kさんは、とても穏やかな方で、ひたすら私の話を聞いてくれました。

「今の段階で気づかれて本当によかったです。
ずっと知らないまま時間ばかり経ってしまう方もいるんですよ。。
できることから始めていきましょう。」

と言われて、私は久しぶりに安堵した気持ちになりました。

 

まず、私の娘が発達障害児であるかどうかという話になりました。
Kさんは、その専門の方だったのです。
幸い、今の段階では、娘は特にそのような兆候はないとのことでした。

「ニューヨーク近辺に住んでいるのなら、いろんな取り組みがあるのですが、

こちらに引っ越してくるご予定はありますか?」

 

ああああ。。。

やっぱりそこなのか。。。

 

ニューヨーク近郊とノースカロライナの

圧倒的な情報格差。 


それを今回見せつけられたわけで、
私は話をしながら、涙があふれて、止まらなくなりました。。

 

「淳子さん、、、。まず、淳子さんの毎日が楽しくなることを考えましょう。
日本に住んでいた頃、どんな趣味がありましたか?」

「フラワーアレンジメントが好きでした。」

「それは、今そこで続けられますか??」

「いえ。。。とても田舎なので、お花の種類が極端に少ないんです。
赤いバラとカーネーションしか売ってません。。」

「他に最近楽しかったことはありますか?」

「ギルフォード大学に通っていた時は、本当に毎日楽しかったです。
でも、それはもう続けられないと思っています。。。」

 

 

そんな風にいろんな質問をされて、しばらく経った頃、

「よかったら、我が家にいらっしゃいませんか?」

とKさんに提案されました。

続きはこちら

読者登録していただけると続きがメールで届きます。

 

前の話はこちら
http://gsinnovation.co.jp/blog/taxonomy-02/1399

第17話はこちら

http://gsinnovation.co.jp/blog/news/1370

第16話はこちら
http://gsinnovation.co.jp/blog/taxonomy-02/1353

第15話はこちら

http://gsinnovation.co.jp/blog/taxonomy-02/1335

第14話はこちら
http://gsinnovation.co.jp/blog/taxonomy-02/1291

第13話はこちら

http://gsinnovation.co.jp/blog/taxonomy-02/1266

第12話はこちら

http://gsinnovation.co.jp/blog/taxonomy-02/1230

第11話はこちら
http://gsinnovation.co.jp/blog/taxonomy-02/1118

第10話はこちら
http://gsinnovation.co.jp/blog/taxonomy-02/1132

第9話はこちら
http://gsinnovation.co.jp/blog/taxonomy-02/1004

第8話はこちら
http://gsinnovation.co.jp/blog/taxonomy-02/1067

第7話はこちら

http://gsinnovation.co.jp/blog/junko_ohkawa/977

第6話はこちら
http://gsinnovation.co.jp/blog/taxonomy-02/950

第5話はこちら
http://gsinnovation.co.jp/blog/taxonomy-02/925

第4話はこちら
http://gsinnovation.co.jp/blog/taxonomy-02/904

第3話はこちら
http://gsinnovation.co.jp/blog/junko_ohkawa/890

第2話はこちら
http://gsinnovation.co.jp/blog/taxonomy-02/871

第1話はこちら
http://gsinnovation.co.jp/blog/f-post/857

The following two tabs change content below.
The following two tabs change content below.
大川 淳子

大川 淳子

金城学院大学卒 二人の子に幼児英才教育を施し、自らアメリカで運転して回る、名門校受験マニア。自らの経験を生かして米国出産、バイリンガル教育、日本のインターナショナルスクール受験、米国サマースクール選択、外国人メイドの雇い方などを伝える。特に何百人もの10スクールの受験者の合否判定をした娘の経験からアメリカの学校側の価値観を伝え、母親に合格する子の育て方を伝授してきた。 また、潜在意識を利用したその気にさせる子育て方法を提案。二人の子供とけんかしたことは一度もない。

記事を気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket