私が娘のことばの遅れに気づいた時〜 スタンフォードへの道17

 

新年明けましておめでとうございます。

2018年12月中旬から、私たち親子がどのような経緯を辿って今に至ったかを詳細に綴っています。
それは、私たちと同じ境遇の方に、私たち親子の例をお知らせすることにより、少しでもご参考になればという思いがあるからです。

さらに、今まで海外在住の日本人に見られたセミリンガル問題が、日本在住でも、英語保育・英語幼稚園に熱心に通うご家庭にも見られるようになってきました。

この問題は、海外駐在員なら、現場の前任者から注意事項として申し送りされることが、日本に住んでいる普通の家族には伝わらないために起こっています。

この問題の一番重要な点は、当の本人たちが無自覚でいることです。

年齢が上に上がるにつれて問題は表面化します。
そうなると、言語能力を取り返していくのに時間と労力がかかります。

もし、みなさまのお近くにこのような問題を抱えてらっしゃる方がいらしたら、
是非このブログをご紹介くださいませ。

必ずお役に立てると信じております。

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こちらのブログはシリーズになっております。
第一話はこちら

「どうして、この日本語幼稚園を選んでいるのですか?」

1歳10ヶ月の娘をつれていたのがよかったのでしょう。
そのお母さんは親切にいろんなことを教えてくれました。

「私たちは夫婦共に日本人です。ここにきている理由は母語を確立させるためなんです。
日本にいる日本人にはなかなか理解されませんけどね。

英語でも日本語でもかまわない。とにかくどちらかの言語が年齢相当になっていないと、もうひとつの言葉を習わせるのは危険だという研究結果がでていましてね。
母語の確立は、母親の母国語が一番スムーズにいくそうです。

私の場合、仕事をしているので、

 

夕方からは家事が忙しくて、

なかなか息子に日本語で相手をしてやる時間が取れません。

 

今の生活環境では、この子がセミリンガルになってしまう可能性が高いのです。

まだまだアメリカでの生活は続くので、小学校からは地元の英語の小学校へ行かせる予定です。

 

日本語から英語に切り替えるのに最適な年齢というのがあるんです。」

 

なるほど、なるほど、なるほど。。。。

 

このニューヨークの駐在員家庭では、

セミリンガル

という言葉の認知度は高いようでした。

「息子は日本で産まれているので、アメリカ国籍はありません。
いずれ日本に帰らないといけないので、
日本語で勉強についていけるようにしておかないといけないんです。

日本の家族や知り合いは皆口を揃えて

「アメリカの幼稚園に行かなきゃもったいない」

って言いますけどね(笑

 

確かに、私もこの事情を知らなかったら、そう言ったと思うのです。

この方は、そのようなセミリンガル環境を知らない人が、

無責任にいろんなことを言ってくる

のに対応するのが一番大変だとおっしゃいました。

「誰も責任をとってくれるわけじゃないのにね。。。」

 

確かに。。。

無知な人のアドバイスほど、怖いものはないかもしれません。

そして、その方が紹介してくれたもう一軒の幼稚園も見学にいくことになりました。

 

続きはこちら

私が娘のことばの遅れに気づいた時〜 スタンフォードへの道18

 

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大川 淳子

大川 淳子

金城学院大学卒 二人の子に幼児英才教育を施し、自らアメリカで運転して回る、名門校受験マニア。自らの経験を生かして米国出産、バイリンガル教育、日本のインターナショナルスクール受験、米国サマースクール選択、外国人メイドの雇い方などを伝える。特に何百人もの10スクールの受験者の合否判定をした娘の経験からアメリカの学校側の価値観を伝え、母親に合格する子の育て方を伝授してきた。 また、潜在意識を利用したその気にさせる子育て方法を提案。二人の子供とけんかしたことは一度もない。

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