「こんにちは、日本の方ですか?」
そんな風に声をかけられてびっくり!
同じテーブルについたのは、高校生の女の子をつれた日本人ご家族でした。
しばらくして、もうお二人いらっしゃたのも、日本人ご夫婦。
そうか。。。日本語でしゃべれるテーブル、ていうことなのね。。。
申し込みの時に、何語をしゃべるかなんて、記載するところがあったっけ?
そんな風に思いながら、私はなんとなくほっとしていました。
自己紹介が始まると、その高校生の女の子の父親Aさんは、某自動車メーカーの駐在員だということがわかりました。
夫 「OOO自動車ですか!私も御社には年長の従兄弟がいましてね。XXXっていうんですが。」
Aさん「えええっ! 彼とは大学も一緒で、同期ですよ!」
そんなことからAさん家族と急に距離が縮まりました。
高校生の女の子は、半年前にアメリカに来たばかりだとのこと。
クルーズの旅は毎回同じメンバーで食卓を囲むルールになっていました。
いつも食事を共にしていれば、自然と親しくなります。
「学校は楽しいですか? 授業はついていけるんですか?」
私は一番知りたかった、こんな立ち入ったことも、聞けるようになっていました。
私は娘のことばが遅いことを話し、セミリンガル状態になることを心配している話をしました。
Aさん家族の住む大都市には、日本人用の塾もあるそうです。
午後は日本人の子どもは皆そこへ通って、日本での受験に備えるのだと教えてくれました。
「日本語の本屋もあるんですよ。
アメリカに住む日本人が必要とするような本が揃ってますよ。」
「ええええええええええええええええ!!!」
私は、全身の血が沸き立つのを感じました!
これを知るために、神様が私をここに連れて来てくれたのです!
そんな風に、私はこの出会いに感謝をし、今すぐにでも、その本屋へ飛んでいきたい気持ちになっていました。
続きはこちら
第11話はこちら
http://gsinnovation.co.jp/blog/taxonomy-02/1118
第10話はこちら
http://gsinnovation.co.jp/blog/taxonomy-02/1132
第9話はこちら
http://gsinnovation.co.jp/blog/taxonomy-02/1004
第8話はこちら
http://gsinnovation.co.jp/blog/taxonomy-02/1067
第7話はこちら
http://gsinnovation.co.jp/blog/junko_ohkawa/977
第6話はこちら
http://gsinnovation.co.jp/blog/taxonomy-02/950
第5話はこちら
http://gsinnovation.co.jp/blog/taxonomy-02/925
第4話はこちら
http://gsinnovation.co.jp/blog/taxonomy-02/904
第3話はこちら
http://gsinnovation.co.jp/blog/junko_ohkawa/890
第2話はこちら
http://gsinnovation.co.jp/blog/taxonomy-02/871
第1話はこちら
http://gsinnovation.co.jp/blog/f-post/857
大川 淳子
最新記事 by 大川 淳子 (全て見る)
- 米国の学校が行うあなたの家庭の裕福度調査 1 - 2019年9月4日
- ボーディングスクールの面接練習をしませんか? - 2019年7月28日
- 米大学不正入学ニュース、米国名門校合格判定担当官の娘の見解。 - 2019年3月18日