私が娘のことばの遅れに気づいた時〜 スタンフォードへの道12


このブログはシリーズになっております。第一話はこちら

「こんにちは、日本の方ですか?」

そんな風に声をかけられてびっくり!
同じテーブルについたのは、高校生の女の子をつれた日本人ご家族でした。

しばらくして、もうお二人いらっしゃたのも、日本人ご夫婦。

そうか。。。日本語でしゃべれるテーブル、ていうことなのね。。。
申し込みの時に、何語をしゃべるかなんて、記載するところがあったっけ?

そんな風に思いながら、私はなんとなくほっとしていました。

 

自己紹介が始まると、その高校生の女の子の父親Aさんは、某自動車メーカーの駐在員だということがわかりました。

夫 「OOO自動車ですか!私も御社には年長の従兄弟がいましてね。XXXっていうんですが。」

Aさん「えええっ! 彼とは大学も一緒で、同期ですよ!」

そんなことからAさん家族と急に距離が縮まりました。

高校生の女の子は、半年前にアメリカに来たばかりだとのこと。

 

クルーズの旅は毎回同じメンバーで食卓を囲むルールになっていました。
いつも食事を共にしていれば、自然と親しくなります。

「学校は楽しいですか? 授業はついていけるんですか?」

私は一番知りたかった、こんな立ち入ったことも、聞けるようになっていました。

 

私は娘のことばが遅いことを話し、セミリンガル状態になることを心配している話をしました。

Aさん家族の住む大都市には、日本人用の塾もあるそうです。
午後は日本人の子どもは皆そこへ通って、日本での受験に備えるのだと教えてくれました。

 

「日本語の本屋もあるんですよ。

アメリカに住む日本人が必要とするような本が揃ってますよ。」

 

「ええええええええええええええええ!!!」

 

私は、全身の血が沸き立つのを感じました!

これを知るために、神様が私をここに連れて来てくれたのです!

そんな風に、私はこの出会いに感謝をし、今すぐにでも、その本屋へ飛んでいきたい気持ちになっていました。

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私が娘のことばの遅れに気づいた時〜 スタンフォードへの道13

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大川 淳子

大川 淳子

金城学院大学卒 二人の子に幼児英才教育を施し、自らアメリカで運転して回る、名門校受験マニア。自らの経験を生かして米国出産、バイリンガル教育、日本のインターナショナルスクール受験、米国サマースクール選択、外国人メイドの雇い方などを伝える。特に何百人もの10スクールの受験者の合否判定をした娘の経験からアメリカの学校側の価値観を伝え、母親に合格する子の育て方を伝授してきた。 また、潜在意識を利用したその気にさせる子育て方法を提案。二人の子供とけんかしたことは一度もない。

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