出産による二重国籍のススメ

2重国籍
両親ともに日本人であっても、アメリカやカナダは、無条件で自国で生まれた子供に国籍を与えています。
日本国籍は、日本領事館に行って期限内に申請しないと取れないので、産まれた後、うかうかしてると、日本国籍がなくなるくらいです。

二重国籍のよさは、将来子供に選択枝を増やすことができること。
日本国内のインターナショナルスクールの入学が日本国籍しか持たない子に比べて優先度が高くなることです。

息子の友達に日本人の母親とカナダ人の父親が結婚して、アメリカで出産してと3重国籍を持っている子もいます。
我が家に泊まりに来た娘の友達には驚かされました。
ユダヤ系アメリカ人のお父さんがジンバブエの外交官のときに産まれた彼女は、アメリカとジンバブエとイスラエル(ユダヤ人なので)
のパスポートをもち、父親の外交官パスポート、母親は国連に勤めているので、国連パスポートと5つ所有しているのです。

中国人の友人の話では、中国人がアメリカで出産して子供にアメリカ国籍を取らせようとする場合は、親は公務員だったら職を失うし、エージェントへの手数料として約2000万円ほど必要だとのことでした。

日本人にはそのような制約もなく、ただ、アメリカやカナダに旅行でもいいので行って産んでくるだけです。中国人からみたら、とても羨ましい話です。
日本語の通じる産婦人科医や看護婦もいるので、ホントは新婚旅行のときに、そういうところまで、見学や面接をしてくることをおすすめしたい次第です。

 

 

 

 

 

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大川 淳子

大川 淳子

金城学院大学卒 二人の子に幼児英才教育を施し、自らアメリカで運転して回る、名門校受験マニア。自らの経験を生かして米国出産、バイリンガル教育、日本のインターナショナルスクール受験、米国サマースクール選択、外国人メイドの雇い方などを伝える。特に何百人もの10スクールの受験者の合否判定をした娘の経験からアメリカの学校側の価値観を伝え、母親に合格する子の育て方を伝授してきた。 また、潜在意識を利用したその気にさせる子育て方法を提案。二人の子供とけんかしたことは一度もない。

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