どういうわけか、高校生の留学といえばホームステイ、というのが日本人にはセットになってインプットされているようで、寮生活なんて、、という声もよく頂きます。
しかし、それはアメリカの寮生活をご存知ないだけではないのかな?と思われます。
単に海外生活を経験する、英語力を高めるという目的であれば、ホームステイも安価で良いと思います。
ただ、留学費用の安さにつられてホームステイを選ぶと、通う学校も大したことなかったりします。
食事の世話以外にもステイ先のホストファミリーが毎晩つきっきりで学校の宿題を手伝ってくれたり、進学相談に乗ってくれるなんていうことは、まずありえないと思っていいでしょう。
例えば、ホストファミリーが留守のときに、病気や怪我をしたら、誰が面倒を見てくれるのでしょうか?
ホームステイにはそのような不安もつきまといます。
ボーディングスクールなら、食事もホテルの朝ご飯のビュッフェのように選べますし、学校の授業についていけない場合は、ちゃんとサポートがつきます。さらに、病気のときは、24時間体制で看護婦もつきますし、医師も学校内に常駐しています。
学校の中に病院があるようなものなのです。そこで手に負えないと判断されたら、大病院への移送にヘリコプターだって手配してくれるのです。
このような点で、ボーディングスクールの方が安心だと思います。
次回は生徒の属性の違いについて書きます。
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大川 淳子
金城学院大学卒 二人の子に幼児英才教育を施し、自らアメリカで運転して回る、名門校受験マニア。自らの経験を生かして米国出産、バイリンガル教育、日本のインターナショナルスクール受験、米国サマースクール選択、外国人メイドの雇い方などを伝える。特に何百人もの10スクールの受験者の合否判定をした娘の経験からアメリカの学校側の価値観を伝え、母親に合格する子の育て方を伝授してきた。 また、潜在意識を利用したその気にさせる子育て方法を提案。二人の子供とけんかしたことは一度もない。
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