ボーディングスクール受験を迷ってらっしゃる方へ

私がお勧めすることは、先ずは現地を訪れてみることです。そして、受験面接官に会っていろいろ相談してみましょう。
それは、13〜14才の受験年齢でなくてもかまいません。
小さな子をつれて、家族でどんな所か見に行く所からでいいのです。親子でどんなものが食べれるのかダイニングホールで食事をしてみるのです。

そして、サマースクールで実際に寮で寝起きをして、ダイニングホールで皆と一緒にご飯を食べて、授業を受けると言う疑似体験をしてみましょう。そこまででなくても、学校の授業をやっているときに見学に行けば、好きな授業にそのまま参加させてもらえます。
在校生と交じってリアルの授業を受けることができるのです。

できれば、ご自分の知り合いの中に在校生がいれば、ざっくばらんにその学校について聞いてみるのもいいでしょう。
でも、簡単に見つからないなら、ダイニングホールで在校生たちにご自分から声をかければ良いのです。
生徒達は喜んでナマ情報を教えてくれることでしょう。

もしその学校に日本人の生徒がいるのなら、あらかじめ頼んでおけば彼らに会わせてもらえることもできます。
ボランティアの一環として、外部からの訪問者に学校を案内するツアーガイドという役割がどこの学校もあって、そこに登録している日本人に頼めばよいのです。中には自分の寮の部屋にも案内してくれる生徒もいます。

そして、片っ端から受験をしてみることをお勧めします。

本当に行くかどうか、合格してから考えたって遅くはないのです。(合格通知が出そろってから入学を決定するまで1ヶ月程度あります)
また、最初の年は思うような所に合格しなかったとしても、2年目に単位をもって他の学校へ移動していくことも可能です。

一旦入ってしまったらずっとその学校にいなければならない、というわけではないのです。
人生にはこういう選択肢もあるのだと、知っておいてもいいのかもしれません。

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大川 淳子

大川 淳子

金城学院大学卒 二人の子に幼児英才教育を施し、自らアメリカで運転して回る、名門校受験マニア。自らの経験を生かして米国出産、バイリンガル教育、日本のインターナショナルスクール受験、米国サマースクール選択、外国人メイドの雇い方などを伝える。特に何百人もの10スクールの受験者の合否判定をした娘の経験からアメリカの学校側の価値観を伝え、母親に合格する子の育て方を伝授してきた。 また、潜在意識を利用したその気にさせる子育て方法を提案。二人の子供とけんかしたことは一度もない。

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