ドイツ語で教える学校にいれたら、英語はどうなるでしょうか?

日本の中でも大都市には、ドイツ語やフランス語で教科を教えて行く学校があります。
そこの生徒達は、親の国籍がどこであろうと、ドイツ語やフランス語が母国語のように育って行きます。
そこで育って行ったら英語のレベルはどうなるんでしょう?とのお問い合わせを受けました。

一例ですが、私の友人のお子さんでずっと東京のフランス語の学校に行っていて、高校から日本の受験校に入った方がいます。
その人は、予備校の模試で、英語がなんといきなり全国トップ!
今までいたフランスの学校では、英語が苦手だったと聞いてさらに驚きました。

それくらい日本の学校は英語を教えるのが苦手なんでしょうか?

日本の学校が外国語として英語を教えるように、アメリカのボーディングスクールでも、フランス語、スペイン語、中国語、ロシア語、アラビア語、ドイツ語など、多くの外国語の選択ができます。そして、かなりのレベルまで鍛えてくれます。

日本人が長年英語を学んでもちっとも身に付かないのと比べて、高校生から始めてよくこのレベルまで持って行けるなあと思うほど、流暢なものです。

アメリカのボーディングスクールで私たち親子が日本語で会話していると、

「日本の方ですね?私は日本語を習っています。校内をご案内させてもらえませんか?」

などと、外国人の生徒に流暢な日本語で話しかけられてびっくりすることがあります。
なので、お子様に3カ国語を習得させたいと思われる方にはこういう道筋もあります、という御紹介です。

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大川 淳子

大川 淳子

金城学院大学卒 二人の子に幼児英才教育を施し、自らアメリカで運転して回る、名門校受験マニア。自らの経験を生かして米国出産、バイリンガル教育、日本のインターナショナルスクール受験、米国サマースクール選択、外国人メイドの雇い方などを伝える。特に何百人もの10スクールの受験者の合否判定をした娘の経験からアメリカの学校側の価値観を伝え、母親に合格する子の育て方を伝授してきた。 また、潜在意識を利用したその気にさせる子育て方法を提案。二人の子供とけんかしたことは一度もない。

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