春休みの京都旅行に引き続き、夏休みにParisでも計画してくれた、
山田麻実さんの行動力に脱帽です!
「子供にすべてを計画させる旅行」
は、私が提唱しているもので、計画の段階から親は口を挟まず、予算内で好きなところへ行ってくるというものです。
もちろん安全のために親はついていきますが、道を間違えても一切口出しをせず、ただ、安全のためにだけついていくというものです。
この、「一切口出しをしない」というのがどれほど大変なことか、
「いかに今まで先回りして、あれこれ子供に指示していたか思い知らされました。」
とおっしゃる親御さんが多いのです。
実は、子供たちよりも、親の忍耐力が養われるという旅行でもあります。(笑)
子供なので、必ず間違えます。
ここで、指摘してはいけません。(これが1番親としては難関です)
子供自身が気がつくまで放っておくのです。
そして、気がついたとき、さあ、どうやってリカバリーするのか?
ここからがこの旅行の醍醐味なのです。
小さいながらに一生懸命考えた方法に、どうぞ素直について行ってください。(あれこれ口出しをしては、いけません!)
親は、お子様が誘拐されたり、事故にまきこまれないないようにするためだけの黒子と割り切って、ひたすらついていくだけに専念するのです。
1日の終わりには、
「子供だけでやりきった感」
が溢れ、一生の思い出となっていきます。
私が一番嬉しかったのは、麻実さんのお嬢さんが
「京都のように、もう一度自分たちでやりたい」
と言ってくれたこと。
机上の勉強だけでは決して養われない、行動力、判断力、問題解決能力を是非、このような機会に育てていただけたらと思います。
こんなことさせてあげれるのは、親しかいませんから。
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大川 淳子
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