日本の文化の一つともいえるキャラクター弁当。
毎日どれほど時間をかけて作っていらっしゃるのでしょう?
お子様の喜ぶ顔見たさに、またFBやインスタグラムの投稿にいいねをたくさんもらうために?
毎日翌日のお弁当のアイディアで頭が一杯なお母様がたくさんいます。
もちろん、それも素敵な趣味です。ママも楽しいし、お子様も喜びます。
ただ、私のような受験コンサルタントの立場から申し上げると、
「子どもは、母親からの手紙つき弁当のほうが感動します。」
なぜなら、他にあまりいないからです。
キャラ弁は、どんなにがんばっても、上には上がいるもので、子どもたちもだんだん慣れてきてしまっています。
アイディアも底がつき、母親が頑張っている割には、子どもは驚かないし、感動もしません。
当たり前になってしまうのです。
そこで、私からの提案は、「ママからの手紙つき弁当」です。
まずは、ひらがな+簡単な漢字の手紙から。
文字の大きさは、1、5cm角以上の方が幼児には読みやすいです。
「OOちゃん、今日はどんなことをしたのかな?
おうちにかえったら、ママにたくさんおしえてね!
今日のお弁当は△△だよ!」
大好きな00ちゃんへ ママより
この程度でよいです。
ママからの手紙が入っているということで、
「え?すっごーい。いいなあ〜」
と言いながら、周りの園児たちが集まってきます。
なんとかこの手紙を読もうと皆で考えます。
最終的には、幼稚園の先生が感動しながら手伝ってくれます。
どんなキャラ弁より、お子様には誇らしく、ママからの愛情もしっかり伝わります。
そして、この読みたい、という気持ちを育てることが、読書能力を高めることにつながって行くのです。
ママからの手紙を理解したい、なんて思ってくれる黄金期をみすみす逃すことをなさいませんよう(笑)
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大川 淳子
金城学院大学卒 二人の子に幼児英才教育を施し、自らアメリカで運転して回る、名門校受験マニア。自らの経験を生かして米国出産、バイリンガル教育、日本のインターナショナルスクール受験、米国サマースクール選択、外国人メイドの雇い方などを伝える。特に何百人もの10スクールの受験者の合否判定をした娘の経験からアメリカの学校側の価値観を伝え、母親に合格する子の育て方を伝授してきた。 また、潜在意識を利用したその気にさせる子育て方法を提案。二人の子供とけんかしたことは一度もない。
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