なぜ、アメリカの共働き子育ては、余裕があって楽しそうなのか?1

父と子

 

結婚して、赤ちゃんが産まれる。皆に祝福されて、幸せなはずなのに。。。。

現実は、産後共働きしようと思うと、保育所探しに明け暮れ、やっと預けれるところが決まったと思ったら、今度は送り迎えや家事に忙殺されます。
楽しいはずの家族団らんは全くなく、とにかく夫婦とも忙しすぎるので、ヘトヘトで、

「子供には、『早くしなさい』って怒りっぱなしで。子供が自分でやろうとするのを待っている時間もないんです。子供にストレスがたまっているのも感じます。このままじゃいけないことはわかっているのですが。。。」

というご相談を受けました。

「こんなに共働きの子育てが大変だとは思わなかった。。。」

というのが、今の日本の若いパパママのホンネです。

では、共働き先進国のアメリカでは、どのように皆、この大変な時期を過ごしているのか?

私は子供二人をアメリカで出産することによって、近所のアメリカ人の友人の共働き家庭がどのようにこのような問題に対処しているのか、知る機会を得ました。
本日から順に書いて行こうと思います。

まず、驚いたのは、

1、工場など、職場によっては、朝4時、5時出勤のところがある。帰宅は3〜4時に可能。この時間帯を自分が希望するまで継続。

これによって、朝ご飯は母親が食べさせて、保育所につれていき、夕方余裕をもって父親が迎えに行くことが可能になります。そして、父親が作った夕飯を夜7時すぎに帰宅する母親と食べるというパターン。
一生このサイクルで生活しているわけではなく、アメリカでは転職も普通のことなので、子供がある程度大きくなったら、父親はまた普通の時間帯の職場へ転職するのです。

平日のまだ陽の明るいうちから、お父さんが庭で子供と遊ぶ姿は、なんとも微笑ましく見えたのですが、

「朝3時には、家を出るんだよ。」

という言葉に衝撃を受けたのでした。

アメリカの子育てのほうが、日本よりはるかに、社会の制度が整っている。。。と私が最初に思った瞬間でした。

続きはまた後日。

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大川 淳子

大川 淳子

金城学院大学卒 二人の子に幼児英才教育を施し、自らアメリカで運転して回る、名門校受験マニア。自らの経験を生かして米国出産、バイリンガル教育、日本のインターナショナルスクール受験、米国サマースクール選択、外国人メイドの雇い方などを伝える。特に何百人もの10スクールの受験者の合否判定をした娘の経験からアメリカの学校側の価値観を伝え、母親に合格する子の育て方を伝授してきた。 また、潜在意識を利用したその気にさせる子育て方法を提案。二人の子供とけんかしたことは一度もない。

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