アメリカの大学の卒業後の進路について

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「アメリカの大学を卒業したら、就職はどうなるのでしょう?」
というお問い合わせが増えてきましたので、改めてここで書きたいと思います。

基本的に、外国人がアメリカで仕事をするのには、就労ビザか永住権が必要です。

4年間で卒業した場合は、続けて1年間はアメリカに滞在して仕事もできますが、
それは、留年した場合を考慮して余分に年数があるだけで、正式な滞在許可にはなりません。よって、就職したとしても1年で退職ということになってしまいます。

日本国籍しか持たない方がアメリカの大学を卒業してから就職するのによく利用されるのは、ボストンキャリアフォーラム。

ここでは、アメリカの大学を卒業してアメリカで働きたい人、日本で働きたい人を対象に各企業がブースを出しています。

昨年度は、我が家の息子もボストンキャリアフォーラムに参加していました。

事前に大学の方へ会社の面接担当官が来て、説明会、面接が行われます。
ボストンキャリアフォーラムは、最終面接の場だったそうです。

息子の話では、日頃日本に住み、日本の大学を卒業した人が、日本で就職するために
日本からわざわざ飛行機に乗ってボストンキャリアフォーラムに来ている人も多かったということです。

「その理由は、一度にたくさんの企業とコンタクトが取れるため。」

日本で一社一社回っているよりも、ボストンに来た方が、効率的だということらしいです。

それほど、日本の就職活動は非効率ということですね。
日本社会の非生産性な習慣がこのような現象を引き起こしているのだと思います。

ただ、ここに来ている企業の採用担当者は、
「海外の大学を卒業している人を対象としている。」
ことを忘れてはいけません。

わざわざ日本からボストンにくる熱意は感じられるかもしれませんが、
そもそも「採用予定者の枠に入らない」ことは、肝に命じておいた方がよいでしょう。

 

ボストンキャリアフォーラムのサイトはこちら

ここのサイトで紹介されている企業であれば、会社のほうでビザを準備してもらうことができます。

これらの会社以外に、アメリカの企業にアメリカ人のように雇ってもらいたいという方には、アメリカの永住権取得をお勧めします。

永住権という名前の響きから、一生アメリカに住まなきゃいけないような気もしますが、これは、アメリカに住んでどんな職業にもつくことのできる権利、というだけで、止める事も可能ですし、日本に住みながらアメリカの永住権をもっていることも可能です。

永住権の取得の仕方は、応募してくじのように当たるものから、不動産や事業に投資して、手に入れる物、またはアメリカ人と結婚など様々です。
くじは、昨年度の日本人の当選者は300名以上いらっしゃるようです。

米国永住権取得方法はこちら

お若い方には、アメリカで出産という方法もあります。
これが一番手軽で、余計な金銭的負担もありません。
お子様の将来の選択肢を増やす事も出来ますし、お子様が21才になると、親の永住権も簡単に取得できます。

詳しくは私の方までメッセージを下さい。

海外名門校受験コンサルタント 公式HPはこちら

 

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大川 淳子

大川 淳子

金城学院大学卒 二人の子に幼児英才教育を施し、自らアメリカで運転して回る、名門校受験マニア。自らの経験を生かして米国出産、バイリンガル教育、日本のインターナショナルスクール受験、米国サマースクール選択、外国人メイドの雇い方などを伝える。特に何百人もの10スクールの受験者の合否判定をした娘の経験からアメリカの学校側の価値観を伝え、母親に合格する子の育て方を伝授してきた。 また、潜在意識を利用したその気にさせる子育て方法を提案。二人の子供とけんかしたことは一度もない。

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